【Discord】 とは、2015年夏頃に公開された、チャット&通話をメインとするコミュニケーションツールです。
    既存の同様ツールにSkypeやTeamSpeakなどがありますが、これら両者の利点を上手く取り入れつつも、
    安定したサービスを提供しており、現在はメインストリームになったと言っていい程に普及しています。
    公式サイトは英語のため、基本的な使い方は外部サイトが充実しています。
    個人的に以下サイトなどが分かりやすいと思いますので、参考にしてください。
    
    いわゆるチャット機能で、チャンネル名は #channelname のように表記されます。
    サーバー管理者は、チャンネルの表示/非表示、メッセージの送信可否の権限などを操作できます。
  
    いわゆる会議通話機能で、チャンネル名は ChannelName のように表記されます。
    サーバー管理者は、通話への参加権限やミュートなどを操作することができます。
  
    Discordでは複合的にアクセス権限ができます。
    設定方法は大きく分けて「ロール」と「権限」の2種類があります。
    また「ロール」は2つの意味があり、サーバーに対するロールとメンバーに対するロールがあります。
    画面上表記は「ロール」で区別されていませんが、説明上ややこしいので本ドキュメントでは
    サーバーに対するロールを「サーバーロール」、メンバーに対するロールを「メンバーロール」と表記します。
  
    サーバーに対する全体的なアクセス権限で、「ON」と「OFF」で設定できます。
    
 ON 
    
 OFF
  
    予め作成したメンバーロールにメンバーを設定することができ、
    そのメンバーロールに所属するメンバー全員に対して包括的にアクセス権限を設定できます。
    役割には@everyoneという削除不可の特殊な役割があり、全てのメンバーは@everyoneに所属します。
    設定は次に説明する「権限」にて、個別のテキストチャンネルまたはボイスチャンネルに設定します。
  
    個別のテキストチャンネルやボイスチャンネルに設定するアクセス権限で、
    メンバーロールまたはメンバーどちらでも設定ができ、細かなアクセス権限の設定ができます。
    設定方法は次の3種類があります。
    
 許可(緑チェックマーク) 
    
 未設定(灰色/マーク) 
    
 拒否(赤×マーク)
    未設定の場合はサーバーロールの設定が継承されます。
    メンバーと、メンバーロールで異なる設定になっている場合は、メンバーの設定が優先されます。
    また、複数のメンバーロールに所属していて同じ権限に対して許可と拒否が設定されている場合は、許可が優先されます。
  
    サーバーを立てた作成者と、役割にある 管理者 は特殊な権限となります。主な仕様は以下の通りです。
    
    サーバーの役割設定と、管理者権限を持つメンバー同士の個人に対する操作の仕様は以下の通りです。
    
    Discordは機能が随時追加されることがあるため、上記日付時点の情報であることにご注意ください。